悪性リンパ腫

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★:平日の月曜日のみ8:30~12:00
Malignant lymphoma
横浜市みなとみらいの内科 小児科 血液内科|伸寿記念クリニック
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悪性リンパ腫とは?

悪性リンパ腫は、リンパ球が異常に増殖する血液のがんの一種で、リンパ節を中心に全身に広がる可能性があります。

ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に大きく分類され、さらにその生物学的な特徴に基づいて細かく分類されます。リンパ腫はその種類によって治療法がそれぞれ大きく異なるため、治療前に正確な診断を下すことが大変重要になります。

悪性リンパ腫の原因

悪性リンパ腫の根本的な発症原因はリンパ球の中に生じた遺伝子異常です。

時にウイルス感染や免疫の異常などが関与すると考えられています。

カビや性行為との関連性についてのインターネット上の情報も散見されますが、その関与については慎重に理解する必要があります。

例えば悪性リンパ腫を患うと、健康なヒトには問題にならないようなカビに感染してしまうことがあります。

しかし、そのカビが原因で悪性リンパ腫を発症するわけではありません。

また、悪性リンパ腫自体は性行為では直接感染しませんが、性行為で感染する可能性があるHIV(エイズの原因ウイルス)やHTLV-1(成人T細胞白血病・リンパ腫の原因ウイルス)といったウイルスへの感染が間接的に悪性リンパ腫の発症要因となる場合があります。

悪性リンパ腫の症状

初期症状

  • 無痛性のリンパ節腫脹(首や脇の下、鼠径部)
  • 発熱や寝汗
  • 体重減少

進行時・末期症状

  • 内臓への浸潤による臓器障害
  • 骨髄機能の低下による貧血や感染症
  • 体力の著しい低下

悪性リンパ腫と白血病の違い

悪性リンパ腫は、成熟したリンパ球に遺伝子異常が生じることで発症し、主にリンパ節やリンパ組織に病変が認められます。

一方で白血病は未熟なリンパ球を含む造血細胞に遺伝子異常が生じることで発症し、病変は主に骨髄に認められる点が悪性リンパ腫と異なります。

悪性リンパ腫の診断と血液検査

診断には血液検査のほか、リンパ節生検やPET-CTなどの画像診断が重要です。当院では最新の血液検査機器類を完備しておりますので、多くの血液検査項目について即日結果をご返却いたします。

悪性リンパ腫の治療

  • 化学療法(いわゆる抗がん剤を用いた悪性リンパ腫に対する基本的かつ最も重要な治療戦略です。点滴したり、錠剤を内服したりします。)
  • 免疫細胞療法(近年普及しつつある自分のリンパ球を用いた特殊な治療法です。)
  • 放射線治療(リンパ腫の患部を狙って放射線を照射する治療法です。化学療法と組み合わせて用いられることもあります。)
  • 造血幹細胞移植(ご自身や別の方から採取した血液細胞を用いた治療法です。近年では移植がより安全に実施できるよう様々な治療薬も登場しています。)

悪性リンパ腫の生存率

治療の進歩により、悪性リンパ腫の生存率は日々向上しています。タイプやステージによって異なりますが、早期発見と適切な治療が重要です。


悪性リンパ腫は、早期発見と適切な治療が重要です。気になる症状がある場合は、早めに専門医療機関を受診することが大切です。

当院では、最新のガイドラインに基づいた診断・治療を必要な患者さんに速やかに提供できるよう、基幹病院と緊密に連携しつつ悪性リンパ腫の診療を行なっています。

クリニック概要 OVERVIEW
医院名
伸寿記念クリニック
(しんじゅきねん くりにっく)
アクセス
みなとみらい線「みなとみらい駅」徒歩8分
みなとみらい線「新高島駅」下車徒歩7分
診療内容
内科 小児科 血液内科
住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい6丁目3−6
オーケーみなとみらいビル 1階
診療時間
診療時間日祝
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