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特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、免疫の異常によって血小板が減少し、出血しやすくなる疾患です。
そのため最近では免疫性血小板減少症という病名に変更になっていますが、こちらのコラムではこれまで通り特発性血小板減少性紫斑病で統一してお話しさせていただきます。
血小板は血液の凝固に関与する血液の成分であり、その数が減ると皮膚や粘膜に紫斑が現れたり、出血しやすくなります。
ぶつけてもいないのにアザができるようになったり、歯磨きをする際に出血しやすくなったりすることで気付かれることも多いです。
また、生理中の女性であれば、生理に伴う出血が止まらないという症状が受診のきっかけになることもあります。
ITPの正確な原因は不明ですが、自己免疫の異常が関与していると考えられています。体の免疫系が誤って血小板を攻撃することで発症します。また、ウイルス感染や薬剤の影響、ストレスが引き金になることもあります。
ストレスは免疫系に影響を与えるため、ITPの発症や悪化の要因となる可能性があります。
慢性的なストレスを抱えることで、免疫のバランスが崩れ、血小板の減少が進むことがあるため、ストレス管理が重要です。ここでいうストレスとは、精神的なストレスよりも、ひどい風邪をひいたりして生じる身体的なストレスのことを指します。
ITPの患者さんは、日常生活で以下の点に注意する必要があります。
ITPは、治療によって血小板の数をコントロールすることが可能ですが、慢性化することもあります。特に成人では長期的な管理が必要な場合があります。
適切な治療を受けていれば、寿命への影響はほとんどありません。ただし、重篤な出血リスクを管理することが重要です。
小児のITPはウイルス感染後に発症することが多く、多くの場合、自然に回復します。しかし、一部のケースでは慢性化することがあるため、注意深い経過観察が必要です。
特発性血小板減少性紫斑病は、自己免疫の異常により血小板が極端に減少する病気です。
治療により症状をコントロールすることが可能ですが、出血リスクを避けるための生活管理が重要です。
当院では、最新の診療ガイドラインに基づいた診断・治療を提供し、患者様の健康をサポートしています。
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