鉄欠乏性貧血

診療時間日祝
09:00-19:00
★:平日の月曜日のみ8:30~12:00
Iron-deficiency anemia
横浜市みなとみらいの内科 小児科 血液内科|伸寿記念クリニック
WEBで予約 電話で予約

鉄欠乏性貧血とは?

鉄欠乏性貧血は、体内の鉄分が不足することで赤血球の産生が低下し、酸素の運搬能力が低下する貧血の一種です。特に女性や成長期の子どもに多くみられます。中には献血のしすぎでなってしまうという方もいらっしゃいます。

鉄欠乏性貧血の症状

  • 疲れやすい、倦怠感
  • めまい、立ちくらみ
  • 息切れ、動悸
  • 顔色が悪い(蒼白)
  • 爪が割れやすい、スプーン状になる
  • 舌の炎症(舌炎)、口内炎
  • 氷や、普段そのままでは食べないような食べ物が食べたくなる

鉄欠乏性貧血の症状チェック

以下の症状が複数当てはまる場合、鉄欠乏性貧血の可能性があるため、医療機関での検査をおすすめします。

  • 慢性的な疲れを感じる
  • 立ち上がるとめまいや息切れがする
  • 爪の異常(反り返る、割れやすい)
  • 冷え性がひどい
  • 舌や口内に違和感がある

鉄欠乏性貧血の原因とストレスの関係

鉄欠乏性貧血の主な原因には、鉄分の摂取不足、月経、消化器系の出血、妊娠・授乳などがあります。また、ストレスが影響して胃腸の働きが低下すると、鉄の吸収が悪くなることがあります。

鉄欠乏性貧血の判断基準

診断には血液検査が必要で、以下の数値を基準に判断されます。

  • ヘモグロビン(Hb):12g/dL未満(女性)、13g/dL未満(男性)
  • 血清フェリチン:鉄の貯蔵量を示し、30ng/mL未満なら鉄欠乏が疑われる
  • 血清鉄:50μg/dL未満で低下している場合、鉄欠乏が考えられる

鉄欠乏性貧血のガイドラインと検査値

日本の医療ガイドラインでは、鉄欠乏性貧血の診断と治療は以下の基準で進められます。

  • ヘモグロビン値とフェリチン値を測定
  • 鉄剤の投与と維持療法
  • 原因が消化管出血などの場合は追加検査を実施

鉄欠乏性貧血を放置すると?

鉄欠乏性貧血を放置すると、慢性的な倦怠感や集中力の低下が続き、心臓への負担が増え、心不全を引き起こすリスクもあります。また、妊婦の場合は胎児の発育に影響を及ぼす可能性があります。

鉄欠乏性貧血の入院基準

重度の鉄欠乏性貧血で以下の症状がある場合、入院治療が必要になることがあります。

  • ヘモグロビン値が7g/dL未満
  • 強い動悸や息切れ
  • 意識障害、めまいによる転倒リスク

鉄欠乏性貧血の食事療法

鉄欠乏性貧血の予防・改善には、鉄分を多く含む食品を意識的に摂取することが大切です。

  • ヘム鉄(吸収されやすい鉄):レバー、赤身の肉、魚
  • 非ヘム鉄(吸収されにくい鉄):ほうれん草、大豆製品、卵
  • 鉄の吸収を助ける栄養素:ビタミンC(柑橘類、ピーマン)、たんぱく質(肉、魚、卵)
  • 鉄の吸収を阻害する食品:コーヒー・紅茶(タンニンを含むため食後に飲むのは避ける)

鉄欠乏性貧血を疑ったら当院へ!

鉄欠乏性貧血は、適切な食事療法と鉄剤の補給で改善が可能な病気です。

慢性的な疲労やめまいなどの症状が続く場合は、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。当院では、鉄欠乏性貧血の診断・治療を行い、患者さんの健康をサポートしています。

当クリニックの予約についてReserve

お悩みの症状、心配に思うことがありましたらいつでもご相談ください。
伸寿記念クリニックは土日祝も毎日診療しております。
9:00から19:00まで診察いたしますので、通いやすいお時間にお越しください。
ご予約は当日も受付けております。
24時間WEB予約
クリニック概要 OVERVIEW
医院名
伸寿記念クリニック
(しんじゅきねん くりにっく)
アクセス
みなとみらい線「みなとみらい駅」徒歩8分
みなとみらい線「新高島駅」下車徒歩7分
診療内容
内科 小児科 血液内科
住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい6丁目3−6
オーケーみなとみらいビル 1階
診療時間
診療時間日祝
09:00-19:00
★:平日の月曜日のみ8:30~12:00